講師

中野 恵美子
NPO法人日本ハーブ振興協会PIH

2010年4月15日(木)東京ウィメンズプラザにて
「やさしいハーブセミナー」を 開催いたしました。
基本的なハーブ、ブレンドハーブティーの淹れ方
フェイスミストの作り方等をご紹介します。
ハーブの名前の語源は「緑の草」という意味をもつ、ラテン語の「ヘルバ」といわれています。
ハーブ利用の歴史は非常に古く、人間が火を使い始めた紀元前2万年頃のエジプトからといわれています。
1)飲む・・・ハーブティー

2)料理・・・クッキング

3)育てる・・・ガーデン

4)美容・・・化粧品

美味しいハーブティーの淹れ方

1)ティーポット、カップは予め温めておきます。

2)茶葉を入れます。
★ドライハーブ→ティースプーン山盛り1杯
  フレッシュハーブ→大さじ山盛り2杯(一人分)

3)分量分のお湯をティーポットに注ぎ、すぐにふたをします。

4)ハーブの成分を抽出するため3〜5分蒸らし、カップに注ぎます。
★花部、葉部は3分、根や実などの固い部分を使用する場合は5分が目安

1)ジャーマンカモミール 学名:Matricaria chamomilla 科名:キク科 使用部位:花
  "大地のリンゴ”という名前の由来のように、リンゴのような甘い香りがあります。
  下痢や便秘のどちらにも使用され、胃炎、風邪の時にも使用されます。
  お母さんのようなハーブで、子供に効果的
  主な作用:消炎、鎮痛、鎮静、消化促進、PMS(生理前症候群)など
  注意事項:キク科アレルギーの人は不可

2)レモングラス 学名:Cymbopogon citratus 科名:イネ科 使用部位:地上部
 タイ料理ではおなじみのハーブ。爽やかなレモンのような香り。
 味は少し酸味がありますが、神経にもマイルドな働きのあるハーブで
  胃腸の働きを促進。
 食後のハーブティーとしてよく利用されます。
 主な作用:消化不良、消化促進、食欲不振、自律神経のバランス調整など
 注意事項:フレッシュハーブは手を切りやすいので気をつける。

3)スペアミント 学名:Mentha spicata 科名:シソ科 使用部位:葉
 スペアミントは刺激を与えてストレスを解消するリフレッシュ系のハーブ。
 爽やかな清涼感があります。
 デオドラント、口臭ケアー、うがい、湿布などに利用されています。
 神経を介して消化器系に働きかけるハーブで、食後に最適なハーブ。
 レモン系のハーブと相性が良い。
 主な作用:殺菌、抗ウイルス、発汗、消化吸収を促進、頭痛など
 注意事項:小児、赤ちゃんには基本的に使用しない。

4)ローズ 学名:Rosa gallica 科名:バラ科 使用部位:花
 歴史的にはクレオパトラがローズづくしの生活を送っていたことが有名。
 ハーブティーで使われることが多く、不安や抑うつ、メランコリーな気分の緩和や
 精神安定に使用されます。
 主な作用:鎮静、神経緩和、更年期、強壮作用など

ブレンドハーブティーは、何種類かのハーブを混ぜ合わせてハーブティーにするものですが
ブレンドをすることでいくつかのメリットがあります。

ブレンドのメリット
1)シングルハーブとは違った美味しさを味わうことや、楽しむことができます。
2)飲みにくいハーブを飲みやすくすることができます。
3)いくつかのハーブをあわせることにより、相乗効果が期待できます。
4)身体への全体的な働きが期待できます。
5)味にバリエーションをもたせることで、継続的に飲むことができます。

ブレンドする際の注意点
1)シングルハーブの味を理解する
2)ベースとなるハーブを決める
3)比率を考え、ブレンドする

この日のブレンドティー
カモミール(3)+レモングラス(2)+スペアミント(1)

★飲みやすいブレンドを選びました。
リラックスをもたらしながら消化器系にも働きかけるブレンドです。
★ハーブの比率を変えても味は変わります。
お気に入りの味を探して見ましょう。

◆実習(フェイスミスト)◆ 
油分のないさっぱりタイプの化粧水。
保湿しながら肌を引き締めます。

・材料
ローズの浸出液:40ml
無水エタノール:3ml
グリセリン:3ml
精油(ゼラニウム):1〜2滴
ポリ容器50ml用

・作り方
1)無水エタノールが入った容器にエッセンシャルオイルを入れ、
混ぜます。
2)さらにグリセリンを(1)に入れ、混ぜます。
3)ローズの浸出液を(2)に注ぎ入れ、よく振ります。

★使用する際には必ず振ってから使いましょう。
★保存料を使用していないので、冷暗所で保存してください。